2024.03.15 更新
続・プレ取材
毎月最終日曜日の深夜の1時間の硬派番組。
一般の人が視れる時間帯でない。かなりコアの人たちだけが視ているが、創られた番組は、かなりTV受賞作品が多い。
さてそのディレクター氏「何故、高齢者の自殺が増えているのでしょうか?」「高齢者の孤独、死に至る心の軌跡を追いたい」と、やはり難問をぶつけてくる。
そんな自問自答の中、我々の「腑抜けNO会」を見つけたと言う。
私は、男性介護20年、そして妻の急逝の体験から、「この『会』は、私の生きざまの第二ステージ」と説明し、続けて「日常の高齢者夫婦でも一方を失ったら、まして能登、東北、阪神淡路と、自然災害で伴侶を救えなかった責めが加わると、どうせ短い余生、生きてても無意味と思う高齢者多いでしょう」。
氏「もう少し関係者の取材続けます」と別れた3月11日午後だった。
一般の人が視れる時間帯でない。かなりコアの人たちだけが視ているが、創られた番組は、かなりTV受賞作品が多い。
さてそのディレクター氏「何故、高齢者の自殺が増えているのでしょうか?」「高齢者の孤独、死に至る心の軌跡を追いたい」と、やはり難問をぶつけてくる。
そんな自問自答の中、我々の「腑抜けNO会」を見つけたと言う。
私は、男性介護20年、そして妻の急逝の体験から、「この『会』は、私の生きざまの第二ステージ」と説明し、続けて「日常の高齢者夫婦でも一方を失ったら、まして能登、東北、阪神淡路と、自然災害で伴侶を救えなかった責めが加わると、どうせ短い余生、生きてても無意味と思う高齢者多いでしょう」。
氏「もう少し関係者の取材続けます」と別れた3月11日午後だった。
2024.03.15 更新
「能登」被災者
「能登」被災者は、日本人だけではありません。
石川県内の外国人最多がベトナム人。彼らが、県内経済を下支えしています。
そんな彼が、見捨てられて良いわけがない。
3月17~18日、能登の彼らに会います。(その模様は、次号で)
石川県内の外国人最多がベトナム人。彼らが、県内経済を下支えしています。
そんな彼が、見捨てられて良いわけがない。
3月17~18日、能登の彼らに会います。(その模様は、次号で)
2024.03.01 更新
第172回 3/1 乖離
方針記載の社内報を、6割しか読んでいない。又、時々の会議で提起された方針に常時3割が静かに反対している。逆に言うと最初から6~7割戦力なのだ。これで会社は動き始める。当然この7割は、10割分の全体目標を背負わされ、早く疲れるだけでなく、3割の傍観者へ様々な思いを持って走るので速度は遅くなる。体だけでなく精神的ストレスが一層負荷される。
会社上層部は、この3割の傍観者への対応をこの2~3年ずっとしない。変に対応すると会社の根幹、タブーにも首を突っ込む事になり、怖くて誰もやらない。
ここから小欄169回の続きの比喩となる。
一人の解雇者の不当性を、700人の全体会合で指摘した人がいた。勇気あると言えばそうなるが。そもそもこの700人は厳選且つ厳選され、上層部に従順な人たちばかりを集めたはずだった。が、漏斗の水が一滴漏れた。 漏れる直前に気づいた上層部の一人がこの発言予定者を説得したが無理だった。それで、この人の発言直後から、会場では四方八方から非難の発言が相次いだ。言われるパワハラである。しかし幸か不幸か、この会合は会場内の700人だけでなく、公開されていたので会場外の各地から会場内の非難に勝る賛同の声が多数になった。特に日頃この会社の応援者からも疑念の声。こうなると上層部は冷静さを欠き、ついにはパワハラはした方でなく、された方がそう感じたらパワハラ、との通説を認めない。
そもそもこの会社はジェンダー、パワハラには市民目線を重視していたと見られていたので、その落差に愕然し新たな離反者も少なからず出たようだ。
それでも、人間集団は冷静さを欠くと、対する人たちを十把一絡げ目標達成の障害物に仕立て上げ、これを突破しようと上述の6割、7割を鼓舞する。絶えず障害物を作り上げる手法が簡単だからだ。
しかしながら様相が違ってきたのは、身近の3~4割の傍観者目線だけでなく、その外観にいる圧倒的多数の視線を感じ始めた事だ。神奈川始め関東、京都、福岡とこのSNS時代にどんどん視線は厳しくなってきている。ついに福岡の支店長は批判者に「こんな連中」と言う言葉を浴びせる始末。
この3~4割の継続する静かな批判層、今回のパワハラ、資質を疑う発言への敬遠と、自らどんどん不利な問題を新たに作り出しているが、逆に冷静に紐解けば要は簡単。
不当と訴える一人の解雇問題の事実経過を全て明らかにすれば、撤回や解決の道は簡単に見えてくる。難しい理屈は要らぬ。要るのは、体面捨てて謝罪する覚悟と勇気と言う人間性だけ。
多くの人間の気持ちが一層乖離するか、はたまた融合するか、全て上層部の姿勢にかかっている。
会社上層部は、この3割の傍観者への対応をこの2~3年ずっとしない。変に対応すると会社の根幹、タブーにも首を突っ込む事になり、怖くて誰もやらない。
ここから小欄169回の続きの比喩となる。
一人の解雇者の不当性を、700人の全体会合で指摘した人がいた。勇気あると言えばそうなるが。そもそもこの700人は厳選且つ厳選され、上層部に従順な人たちばかりを集めたはずだった。が、漏斗の水が一滴漏れた。 漏れる直前に気づいた上層部の一人がこの発言予定者を説得したが無理だった。それで、この人の発言直後から、会場では四方八方から非難の発言が相次いだ。言われるパワハラである。しかし幸か不幸か、この会合は会場内の700人だけでなく、公開されていたので会場外の各地から会場内の非難に勝る賛同の声が多数になった。特に日頃この会社の応援者からも疑念の声。こうなると上層部は冷静さを欠き、ついにはパワハラはした方でなく、された方がそう感じたらパワハラ、との通説を認めない。
そもそもこの会社はジェンダー、パワハラには市民目線を重視していたと見られていたので、その落差に愕然し新たな離反者も少なからず出たようだ。
それでも、人間集団は冷静さを欠くと、対する人たちを十把一絡げ目標達成の障害物に仕立て上げ、これを突破しようと上述の6割、7割を鼓舞する。絶えず障害物を作り上げる手法が簡単だからだ。
しかしながら様相が違ってきたのは、身近の3~4割の傍観者目線だけでなく、その外観にいる圧倒的多数の視線を感じ始めた事だ。神奈川始め関東、京都、福岡とこのSNS時代にどんどん視線は厳しくなってきている。ついに福岡の支店長は批判者に「こんな連中」と言う言葉を浴びせる始末。
この3~4割の継続する静かな批判層、今回のパワハラ、資質を疑う発言への敬遠と、自らどんどん不利な問題を新たに作り出しているが、逆に冷静に紐解けば要は簡単。
不当と訴える一人の解雇問題の事実経過を全て明らかにすれば、撤回や解決の道は簡単に見えてくる。難しい理屈は要らぬ。要るのは、体面捨てて謝罪する覚悟と勇気と言う人間性だけ。
多くの人間の気持ちが一層乖離するか、はたまた融合するか、全て上層部の姿勢にかかっている。





