2023.11.15 更新
第166回 日本シリーズ
 1964年の東京オリンピック以来と言う、59年ぶりの関西対決、取り分け全球団中一番と言われるファンの熱気は、阪神タイガーズを38年ぶりの日本一に押し上げた。1、2戦はお互い一方的だったが、3~5戦は目が離せない熱戦、6戦はさすがのナンバーワン投手の醍醐味、そして最終7戦での決着。当然3~5戦の甲子園は47,000人の超満員。(私の故郷の人口に匹敵)
 その最終戦の世帯視聴率38%、瞬間最高は50%。関西の世帯は800万世帯、人口2035万人なので、800~1,000万の人々がこのシリーズに酔いしれた事になる。こういう時に良く出てくるある大学教授の経済効果は121億円と。
 優勝(11/5)翌日からの謝恩セール「38年ぶりの今回優勝なので、次回は生きていない」と苦笑する人。「孫に選手グッズを残したい」など、翌日からの記念セールに押しかける人の波。私なんぞは、オフィシャルスポンサーの家電店セ―ルで、パソコンインクや感光紙を割引してくれないかと言う、情けない超貧乏たれな願いしかない。

 さて、38年前の1985年、バース、掛布、岡田のバックスクリーン三連発に見る当時の強力打線。西武との日本シリーズで、西武の広岡監督が「バースは早くアメリカへ帰って」とのコメントを覚えている。どこで聞いたかと言うと、子供の学童保育保護者会レクレーションでの保護者のラジオ。今ならスマホでライブ視聴が、当時はラジオで緊迫感あった。
そしてこの年は日航ジャンボ機大惨事で、阪神球団幹部も犠牲になったと聞いていた。

 さてさてこの熱気、小欄更新時は少し収まっているか?このエネルギーの行先は?と考える。
 この関西で球団の優勝パレードが行われるが、その場を2025年万博宣伝にしたい大阪府知事と市長の狙いが透けると報道で言われている。2年前のコロナ禍の東京オリンピックの開催是非調査は50%で拮抗していたが、今度の大阪万博は最新で約70%が不要。言われる経費の倍増は、日々の物価高に苦しむ大阪府民には耐えられない心境が正直に出ている。加えて東京五輪の汚職まみれの負の遺産も記憶に新しい。そして万博跡地はIR(カジノ)も衆目の一致と怪しいことだらけ。
 来年4月中旬迄の中止なら約400億、過ぎれば800億のキャンセル料。算盤高い大阪人ならわかるでしょう。タイガース愛を大阪愛にするのは今でしょう。
2023.11.15 更新
近江八幡に行ってきました。
腑抜けNO会ニュースNo.28
2023.11.15 09:57 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 腑抜けNo会
2023.11.15 更新
レントゲン車同窓会
レントゲン車同窓会
 日べト京都60周年記念(2021年)で集まってもらった、「レントゲン車」仲間の現在。
 この7人の方の内、4人の方は前号の写真(53年前)に写っています。
 例えば、一番右の男性は、当時の写真の一番左。
2023.11.01 更新
第165回 子どもへのしつけ
 行楽日の京都市バス内、外国人観光客などで満席立ち客も一杯。偶然離れて二席空いた時に、丁度乗り込んできた幼児の手を引く若い母親。幼児は母親と一緒に座りたいなどとすぐぐずり泣き出した。ここまでは乗客も早く泣き止まないかと気にする程度だった。

 雰囲気が変わったのは、その後の母親の言葉から。「泣かないの!他のお客さんもいるでしょう。うるさいと他のお客さんから怒られるよ。我慢しなさい!」語気は強く満席の車内一杯に届く。その声からは、自分はちゃんとわがままなこの子を注意している。悪いのはこの子と言わんばかり。乗客は泣く子どもの声より、こaの母親の一言一言に耳をそばだて始めた。

 私の意見はこうだ。「幼児がわがまま言うのは当然。この子のわがままは、その家庭内の日常の現れ。人の手前だけ格好つけても無理。育児放棄、他人任せの無責任さが見事に出ている。加えて、『他のお客さんに怒られるでしょう』は違うでしょう。」自らのしつけの未熟さを他客にすり替える言葉に、苛立ちを隠さない乗客の視線は増している。私がその場で言うなら「貴方たち親子は公共の乗り物にふさわしくない。バス降りてタクシーで行きなさい。」と。

 それから1~2週間後、今度はバス車内と言う小さな空間でない、埼玉県議会の児童虐待禁止条例、短時間でも子供だけの留守番は虐待?! まあ~子供を持つ家庭の実情を知らないのか、知っていてそんな家庭を排除する意図かわからないが、目を疑う条例騒動は県を超えて、全国的な議論を呼び起こしたのは周知の事。更にはお隣の滋賀県東近江市長は、「不登校の責任は親。国家の根幹崩す」と。唖然とする。
 そこまで行かずとも、しばしば耳にするのが「公園の子供の声がうるさい」騒動。

 子供に罪はない。成長過程でのごく自然な感情発露を、大人社会が柵を作っている。
この排除志向はやがて、高齢者へ、障碍者へ、加えて性別、国籍などを理由としたヘイトになり、友好連帯共生でなく分断差別排除の風潮が増すことをこの国の実情が示している。
2023.11.01 更新
腑抜けNO会について
2023.11.01 10:03 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 腑抜けNo会
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