2025.03.04 更新
第196回 「アウシュヴィッツ」来訪
小欄180回の福島‣白河の「アウシュヴィッツ」博物館館長が入洛された。
何でも、立命館大学国際平和ミュージアムでの仕事らしい。それで、寒冷地のかの館は毎年2月は冬季休館で、10数年ぶりの京都の冬を楽しみたいとゆったり日程での来訪。この肩書の方が京都を楽しむと言っても観光はなかろうと、仕事柄しっかり身につくものを時間内で選択した。
小欄でも紹介した、第一次大戦後のロシア兵捕虜の東福寺・霊雲院にあるロシア兵のバラライカ(ギターみたいなもの。残念ながら訪問日は休館)その道路挟んだ向かいで、第二次大戦直後、解放された朝鮮人が青森から京都・舞鶴経由で朝鮮へ帰国する途中、停泊した舞鶴湾で謎の撃沈、その多くの御霊を弔っている万寿寺。そして少し動いての豊臣秀吉を祀る豊国神社向かいに(秀吉に対置する形)位置し、朝鮮侵略の証拠品としての朝鮮人の耳をそぎ落とした耳塚。最後は京都駅近隣の梅小路公園。ここは広島・長崎に次ぐ原爆投下第三候補の国鉄梅小路機関区跡。今は鉄道博物館になって、扇状格納庫の多くのSLが観光客を喜ばせている。
館長「今まで全く知らなかった」と、熱心にメモ。そりゃそうだ。これだけを京都駅近くの東山区、下京区コースで紹介・解説出来る人は少ない。(私の数少ない自慢の一つ)
市バス内、歩きながらよく語り、よく質問受け,よく答えた。午後2時出発して、夕方5時に終了のちょうど3時間の京都社会運動歴史探訪と言った所か。
歩きながら、特に耳塚辺りは、54年前私の新聞配達エリアでそんな話、市バス内でも車窓の左右の観光名所と共に、様々情報提供でさながら旅の添乗員。喉も体も気分よく疲れた。
鉄道博物館近くの行きつけ飲み屋でのお疲れ様乾杯、
で、福島白河の女性は違う。最初から店主呼んで京都の日本酒銘柄聞いている。こちらは、寒いので早々に小さいビール。どうも最初の一杯から負けている。
平安時代からの奥州三関で一番有名な白河の関から、現在は東北新幹線~東京~京都の計4時間らしい。
土産話は、来年の同時期(2月)京都で全国平和博物館会議が宇治・ウトロ記念館中心に開催されるとの事。なので今回の入洛は、その準備の一環らしい。と言う事は、どうも来年私にも出番がありそうな気配。酒だけでなく、寒冷地に生きる姿勢でも東北の人に学ばねば。
何でも、立命館大学国際平和ミュージアムでの仕事らしい。それで、寒冷地のかの館は毎年2月は冬季休館で、10数年ぶりの京都の冬を楽しみたいとゆったり日程での来訪。この肩書の方が京都を楽しむと言っても観光はなかろうと、仕事柄しっかり身につくものを時間内で選択した。
小欄でも紹介した、第一次大戦後のロシア兵捕虜の東福寺・霊雲院にあるロシア兵のバラライカ(ギターみたいなもの。残念ながら訪問日は休館)その道路挟んだ向かいで、第二次大戦直後、解放された朝鮮人が青森から京都・舞鶴経由で朝鮮へ帰国する途中、停泊した舞鶴湾で謎の撃沈、その多くの御霊を弔っている万寿寺。そして少し動いての豊臣秀吉を祀る豊国神社向かいに(秀吉に対置する形)位置し、朝鮮侵略の証拠品としての朝鮮人の耳をそぎ落とした耳塚。最後は京都駅近隣の梅小路公園。ここは広島・長崎に次ぐ原爆投下第三候補の国鉄梅小路機関区跡。今は鉄道博物館になって、扇状格納庫の多くのSLが観光客を喜ばせている。
館長「今まで全く知らなかった」と、熱心にメモ。そりゃそうだ。これだけを京都駅近くの東山区、下京区コースで紹介・解説出来る人は少ない。(私の数少ない自慢の一つ)
市バス内、歩きながらよく語り、よく質問受け,よく答えた。午後2時出発して、夕方5時に終了のちょうど3時間の京都社会運動歴史探訪と言った所か。
歩きながら、特に耳塚辺りは、54年前私の新聞配達エリアでそんな話、市バス内でも車窓の左右の観光名所と共に、様々情報提供でさながら旅の添乗員。喉も体も気分よく疲れた。
鉄道博物館近くの行きつけ飲み屋でのお疲れ様乾杯、
で、福島白河の女性は違う。最初から店主呼んで京都の日本酒銘柄聞いている。こちらは、寒いので早々に小さいビール。どうも最初の一杯から負けている。
平安時代からの奥州三関で一番有名な白河の関から、現在は東北新幹線~東京~京都の計4時間らしい。
土産話は、来年の同時期(2月)京都で全国平和博物館会議が宇治・ウトロ記念館中心に開催されるとの事。なので今回の入洛は、その準備の一環らしい。と言う事は、どうも来年私にも出番がありそうな気配。酒だけでなく、寒冷地に生きる姿勢でも東北の人に学ばねば。

