2024.11.01 更新
第188回 片手不自由でも寿司は握れる

※写真をクリックすると、大きな写真が開きます。

 前号に続き新聞記事で恐縮です。A4サイで10月中旬と大きく掲載された。
全文は読めないでしょうし、ダイジェストで紹介します。

 東寺南門から西へ歩10数分の羅城門近くでたまに行っていた寿司居酒屋。
単なる居酒屋でなく、店主は寿司が握れるのが気に入っていた。ところがコロナ禍で客足は遠のく中での追い打ち。一昨年(22年)この店主が脳梗塞で倒れた。
当然店は無期限閉店。本人も自らの体調共々店をどうするか悩みに悩んで、復帰を決意。
8ヶ月後に店を再開するも、寿司が握れないだけでなく、他のメニュー、調理もままならぬ状態。それでも彼も頑張りに私が出来ることはと考え、貧しいので客として足繁く通えないので、彼の奮闘を地域に人などに広く知ってもらおうと地元紙に持ち掛け、OKと相成った訳。

 今年に入って「能登支援」で苦しむ人々、そして地震と豪雨の二重の困難を乗り越えようとする人々に多く接する中で、この京都、近隣地域でも困難に立ち向かう人に寄り添う形を作り上げる事に、すぐ反応できた。
「ムービー軌跡」
千代野基金

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