2025.07.01 更新
第204回 水泳授業の民間委託進めよ
 自宅から歩5分の区役所建物2Fのプールが、利用者の納得がいかないままの閉鎖になって、娘が勤務する西京極のプールも、娘曰く「老朽化激しくいつ事故起こるかわからい」と脅され、結果プール難民になって3年。やっと会費も距離も手ごろなプールに昨秋から通っている。
 この初夏に入り、プール受付で「OO小学校の水泳授業でのご協力」のチラシをもらった。
具体的にはその日程と時間帯、ロッカールームなどで「一般会員様ご不便をおかけしますがご理解を」と言う物。もちろん水泳授業の時間帯が、我々会員利用用時間帯が鉢あう事はない。そこで何でも興味関心持つタイプなので早速授業参観した。

 その近隣の小学校に、3台の20数人乗りのプールバスが送迎し、教師が各々一人同伴し、総勢60数人が、プールでは25m泳げるクラス、半分の10m泳げる、数mの水遊び程度と三クラスに分けられ、各々を専門コーチが指導する。費用の事はわからない。

 聞けば、昨年から京都の170校の小学校対象に民間委託が施行実施されているらしい。
この行政区では、この小学校とこのプールの唯一の事例とか。他行政区でも一校と一プール。
プール側の難点は、この時期だけの送迎車と人員確保、加えて一回の授業で60人の子どもの指導と安全管理のプールスタッフ人確保だと。
 色々困難あるが、私は奨励する。何故かと言えば、現存の京都市内の小学校の屋外プール、夏以外は防火用水用で汚い。夏だけの清掃、水質管理は難しい。屋外で熱中症の危険大、昨今の教師は、音楽と水泳は採用試験から免除されている。つまり泳げない、うまく泳げない教師が水泳授業行なえる訳がない。元々教師の働かせ過ぎも根底にある。これだけでも学校内のプール活用は危険極まりない。餅は餅屋に任すべしと思う。
 それでも、公的事業の「民間委託」に反対と言う大人の理屈を振りかざす人もいるかもしれない。ならば現場を見たら良い。
更に聞けば、軽い身体障碍持つ子どもにも水泳授業は効果的で、それ以上に子ども同士の助け合うシーンも見られると言う。

 安全と行き届いた指導下での、子どもたちのはじける笑顔がこれら全ての回答だ。
「ムービー軌跡」
千代野基金

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