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熱い想いを語るトーク・トーク 10

せめて就学前まで、乳幼児医療費の助成の拡充を

精華町  植西由香 


私には二人子どもがおりまして、上が211ヶ月の女の子、下が6ヶ月の男の子なんですが、一人目は結婚6年目にしてやっと授かった待望の子どもで、妊娠がわかった時はもう嬉しくて嬉しくて、毎日、お腹の赤ちゃんに話しかけていました。ところが欲しくて欲しくて仕方なかった子どもなんですが、いざ子育てが始まると、子どもを育てるって本当にエネルギーがいるんですよね。手間もお金もかかるんですよね。オッパイが出なかったらミルクがいるし・・・ミルクの缶なんてすぐに空っぽになるし、おむつに服に・・・とにかくいろいろです。この不況の中、収入が減ればそれなりに節約したり我慢したり・・・服やおもちゃは手作りしたり、あちこちで行われているフリーマーケットで探したり・・・もちろん自分の物なんて後回し。
 ところがあれこれやりくりしても「待ったなし」なのが、子どもの病気やケガなんです。
 子どもって午前中元気にしてたなーと思っても、午後から突然、熱を出したり、ちょっと元気になったなーと思っても、すぐぶり返したり・・・。今月ちょっと苦しいから、熱出してるけど病院に行かないっていうわけにはいかないんですよね。上の子が
211ヶ月、もうすぐそこに医療費の助成制度の期限(3才未満まで)が迫ってきています。 子育てサークルなどで仲間のお母さんたちに聞くと、「今まで200円ですんでたのに、3才過ぎて兄弟で風邪なんてひかれたら、2,000円、3,000円、ひどい時なんて5,000円いるよ。ホンマにびっくりするワー」とか、肺炎と熱性痙攣で2才の時に2回入院したと聞き、「これが3才過ぎていたらいくらかかってたかなと思うと怖いワ」とかも聞きます。
 おじいさんやおばあさんたちからは「今の若い者は苦労を知らんわ。私らの若い頃はもっと大変やったで」と言われますが、今、私たちを取り巻く環境はものすごく変化し、環境破壊・大気汚染・食品添加物をはじめ、さまざまな物質があふれています。そんな中、今まで聞いたことのないような病気が増えたり、「アレルギー」による慢性的な病気で治療・通院している子もたくさんいます。また、別の友人は、3才半検診で、ささやき声の検査があり、片方の手で口を隠して小さい声で「これ何?」と言いながら、もう片方の手で質問するのですが、その検査で「耳がちょっと聞こえにくい」と指摘され、詳しく検査すると伸縮性中耳炎といわれ、ほっておくと難聴になるらしく、現在週3回耳の洗浄と穴がひっつかないように広げる治療を受けている子もいます。そんなふうに、3才半の時点で初めてみつかる病気もあるのです。

最近は、夫婦共働きが増え、幼稚園は3年保育が多くなり、保育所、幼稚園と集団生活を経験し、風邪や水疱瘡、おたふく風邪などの伝染病などもうつしたりうつされたり・・・集団生活をおくる上で避けられないことです。変な話ですが、つい最近、友だちの子どもが水疱瘡にかかったんです。うちの子はまだだったので、思わずかかるなら3才までに・・・なんてちょっと頭をよぎってしまいましたね。

今、少子化、少子化と言われる中、さまざまな問題がありますが、子どもを育てるのにお金がかかるというのも要因のひとつだと思うのです。
 まわりのお母さん仲間といろいろ話をしていると、地方自治体によってこの助成制度に差があることも、「なんで?」「おかしいやんか」という話もでてきました。小泉さんは「地方によって何を優先するかという考えもある。一律に同じでなくてもやむをえない」と言われたと聞きますが、何を優先するうんぬんではなく、子どもはどの子も同じで、同じように保護されるべきだと思うのです。どこに住んでも同じように助成が受けられるようにすべきです。 「他の自治体がしていないからうちもしない」のではなく、他の自治体がしていないのなら先駆けてするべきだと思うのです。京都から発信して全国へ。そして子どもを育てるうえでの不安や負担を少しでも軽くして、より育てやすい環境を整えて欲しいです。

 その第一歩、乳幼児医療費助成の拡充(せめて就学前まで)を早急に実現していただきたいと思います。


 
 


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