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熱い想いを語るトーク・トーク 8

教育署名の運動にたずさわって

八幡市男山  亀田優子 


21世紀こそ平和な世紀にと誰もが願っていた2001年はアメリカの同時多発テロやアフガンへの報復戦争があり、日本国内では大阪の池田小で8人の尊い子ども達の命が失われました。子どもへの虐待のニュースが流れない日はないぐらいでした。世界中でどれだけの家族の絆が断ち切られ子どもたちの尊い命が失われたことでしょう。
 私も
3人の子どもを育てている母親としてほんとうに胸のつぶれる思いでした。
 私は八幡で子どもたちにとって
1日の大半をすごす学校の教育条件をよくする署名運動にもかかわっております。先生たちといっしょに保健室にクーラーをつけてほしい、教室にはせめて扇風機をつけて、年々上昇する気温は教室の中では35度ぐらいでとても落ち着いて勉強できる環境ではありません。老朽化した校舎もコンクリート落ちてくるという事故があったり、たいへん危険な状態です。
 八幡では1万人以上の教育条件をよくしてほしいという署名が今年で3年連続集まっています。請願は残念ながら与党会派の賛成が得られず、不採択となりましたが、1万を超える署名の力で1年後、昨年の12月の議会では市内の小中学校に扇風機がつくことが決まりました。市民の熱い思いがみのり、私たちが運動を続けることが大切なんだなあと実感しています。子どもの数が減ってきている中で1クラス40人ではなくて30人にしてほしいということも、たくさんのお父さん、お母さんの願いではないでしょうか。
 今、長引く不況の影響で親も仕事を失ったり、収入がへったりとほんとうに大変です。経済的に苦しくなるとそのしわ寄せは幼い子どもたちにもかかってきます。学校での問題行動もその子たちが悪いのではなく社会の影響を受けていると思います。
 先生たちがひとりひとりの子どもたちに寄り添いたくても40人近い人数がいるとどうしても無理があります。少子化ですからもっとひとりひとりの子どもたちに分厚い教育がなされてもいいはずなのにおかしいと思いませんか。一クラスの人数を減らすことで先生の雇用も増えるし、音楽や体育といった専科の先生を配置すればもっとゆとりがうまれると思います。京都府の先生の配置基準は国の基準を下まわり近畿でも最低レベルと聞いて驚いています。
 全国的にみたらこの間、北海道や秋田、新潟、山形、埼玉、最近では長野、宮崎でもそれぞれの自治体で少人数学級が実現していっています。これらは知事のやる気があればできることと思います。私たちの貴重な税金を無駄な公共事業に使うのではなくて子どもたちの教育に使えるはずです。30人学級を実現する一番の近道は府政をかえ、みんなが安心して暮らせるあたたかい府政をつくることだと思います。(1月13日)


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