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マイカル・サティ倒産で市民生活、営業に大きな影響

 大手スーパーのマイカルが9月に民事再生法の適用を申請し、事実上の倒産におちいりました。京都府八幡市には、マイカルグループのサティが、24年前から、かつて「八幡市場」という商店街があった市の中心部に出店し、周辺の商店街とともに、身近に買い物できる環境となっています。従業員は230人、出店している専門店は22を数え、市内の小売売上高に占めるサティの割合は8%にのぼります。 マイカル倒産にともない、サティ八幡店の動向が注目されますが、仮に同店の閉鎖という事態になれば、消費者、出店業者、取引業者に大きな影響が出ます。八幡市は、京都府南部に位置し、大阪府枚方市に隣接し、大阪市・京都市への通勤者のベッドタウンでもありますが、市外への商業流出が全国でも著しく激しく、サティ周辺は市内に残された数少ない商業地になっています。こうした事情が、マイカル・サティ倒産にともなって、矛盾を大きくしています。  

◇業者やパート労働者向けの相談会や消費者調査を実施――「売上が少なく開店資金の返済に困る」「パート契約期間が短縮された」

八幡民主商工会では、取引・出店業者の営業と消費者の利便性を守ろうと、テナントや関連業者、消費者の方々との聞き取り調査や相談会、市にたいする申し入れなどを日本共産党八幡市議会議員団などと協力してとりくんできました。9月にはサティ出店業者や、周辺の商店街の人に呼びかけて相談会を開き、11月23日の八幡商工交流会では、楽しいイベントや模擬店を出して、不況で苦しんでいる業者の方が「がんばろう」と企画をしていますが、そのなかでも、サティ問題をはじめ経営相談・法律相談などにもとりくみます。

 市民や出店業者からはさまざまな不安や懸念が出されています。「これまで何とか営業を続けてきたが、サティが閉まるとどうしていいかわからない」「開店資金を借り入れて先行投資したが、毎月赤字でやめるにやめられない」(出店業者)、「パートの契約更新期間が2ヵ月に短縮され不安」(パート労働者)、「サティ以外には近くに花や衣料品を売っている店がない。なくなればどうすればいいのか」(60代主婦)。

 八幡民商では、こうした声をもとに、市民の便利な買い物環境づくり、業者の営業を守るために、八幡市にたいして、緊急に市内の商業動向調査をおこなって対策を講じるよう求めています。                      

(八幡民主商工会事務局長 井筒かおる)


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